新米シスアド業務改善レポート
パソコンのトラブル解決
新米シスアド業務改善レポート  パソコンの速度が遅い時

■ディスクのクリーンアップを行う

ハードディスク内にある不要なファイルを削除することで空き容量を広げたり、パソコンの速度を速くすることができます


マイコンピューターを開いてローカルディスク(C:)を右クリックしてプロパティをクリックします

ディスクのクリーンアップをクリックします



ディスクのクリーンアップ





図のように表示され、数分待たされた後にディスククリーンアップによる空き領域が何バイトになるか計算されます
削除するファイルのチェックボックスを全てチェックしてOKをクリックします

不要なファイルを削除する

 

 

■常駐アプリケーションを解除する

常駐アプリケーションとは、パソコンが起動すると同時に起動するアプリケーションプログラムのことをいい、パソコンが動いている間、常に動いているプログラムなので常駐(じょうちゅう)プログラムともいいます。
例えば、家電屋さんで購入したパソコンなどはパソコンを起動すると同時に、パソコン初心者の為の〜とか〜ガイドとかが勝手に立ち上がりますがそれのことです
MSN Messenger、Quick Timeなどもみなさんお使いになられているかと思いますが、これらもインストールと同時に常駐します
この常駐プログラムは大変ありがた迷惑で、知らず知らずのうちにシステムリソースを
無駄に使われてしまいます
必要なときだけ自分で起動するという方は、解除したほうがパソコンにやさしいと思います
常駐プログラムはタスクバー右下のシステムトレイアイコンに表示されます

システムトレイ ←システムトレイ


不必要な常駐プログラムは解除しましょう

スタート→ファイル名を指定して実行をクリックします。 
MSCONFIGと入力します。 
システム構成ユーティリティというフォームが表示されます 
スタートアップタブをクリックします。 


これらのプログラム以外は解除したほうが良いと思います。よくわからないときはコマンドを見て、C:WINDOWS\system32〜と書いてあるものは解除しないようにしましょう 

解除してはいけないプログラム

ctfmon

MS IME 言語バーの表示

IMJPMIG

IME 関連

ImScInst

IME 関連 

Systray

タスクトレイ

TINTSETP

IME 関連

 

解除を勧めるプログラム

ScanRegistry

起動時のレジストリのバックアップです

TaskMonitor

タスクモニター。デフラグ時に IALA を有効化できます

LoadPowerProfile

Windows の省電力機能

ICSMGR

インターネット接続共有機能

NetShow PowerPointHelper

NetShow ユーティリティ

Hidserv

USB キーボード、マウスサポート

Taskbar Display Controls

画面の設定。画面のプロパティで停止できます

SchedulingAgent

タスクスケジューラの特定タスク実行

CriticalUpdate

Windows Update 重要な更新の通知

SSDPSRV

UPnP の SSDP サービス

StillImageMonitor

スキャナとカメラ

Machine Debug Manager

スクリプトデバッガ

MSMSGS

MSN Messenger サービス

Loadqm

MS Query Manager。MS との通信に使用。停止を推奨

Microdoft Office Startup

MS Office スタートアップ

FindFast

MS Office ファイル検索高速化プログラム

Reminder

MS Money リマインダー

AlpsPoint

タッチパッドのスクロール、Webアシスト、ホットキーなどの追加機能

EM_EXEC

Logitech マウスウェア (マウスの追加機能)

POINTER

IntelliPoint ドライバ

Promon.exe

Intel Ethernet ドライバ

LTSMMSG

ルーセントモデムドライバ

vscvol88

Roland VSC-88 ボリュームコントロール

RealTray

リアルプレイヤーツール、RealPalyer の設定で無効化可能

Shockwave init

Shockwave 初期化プログラム

SoundFusion

クリスタルサウンドドライバ

Creative AGP Wizard

クリエイティブ AGP 設定ツール

JSクィックサーチファイル自動更新

JustSystem のファイル検索用高速化プログラム

Office8 スタートバー

JustSystem 社 Office 8 のランチャー

Adobe Gamma Loader.exe

Adobe の画面調整機能

ZoneAlarm

ファイアウォールソフトウェア

TrueVector

ZoneAlarm のヘルパー

Norton System Doctor

ノートン システムドクター

ConfigSafe

SystemSoft 社のシステム状態のスナップショットを取るユーティリティ

Adaptec DirectCD

DirectCD (CD-R/RW でパケットライト時に使用)

HatchInside

インターネット番号で Web サイトにアクセスするツール

TimeSink A Client

PC 内部の情報をCONDUCENT TECHNOLOGIES 社に送信するスパイウェア

AvconsoleEXE

McAfee VirusScan スケジューラ

Vshwin32EXE

McAfee VirusScan VShield 機能

VsStatEXE

McAfee VirusScan VShield 機能

McAfeeWebScanX

McAfee VirusScan

私はウィルスソフト系は自分でウィルススキャン操作を定期的に行うようにし、常駐は、はずしてます

欲張って必要なチェックまではずさないようにしましょう 
※必要なチェックは外してしまっても再起動するとチェックが戻っていたりしますが

■見た目よりもパフォーマンス重視の設定方法(XP)

Windows2000までのアイコンやウィンドウに比べるとXPはかなりこだわったデザインになっています
しかし、その分だけ表示にCPUやメモリの負担が大きいのも事実です。
見た目よりもスピードにこだわりたい人は、設定を変えることが出来ます

コントロールパネル→システム→詳細設定→設定→視覚効果→パフォーマンスを優先するを選択

これで、Windows2000以前の画面に変わり、速度が速くなります

 

■デスクトップのアイコン削除

デスクトップ上にアイコンがたくさんあると、表示するたびに大量のアイコンを描画するため表示速度が低下します

画面上を右クリック→プロパティ→デスクトップのタブ→デスクトップのカスタマイズ→デスクトップをクリーンアップする

これで、使っていないアイコンが削除されます

また、こまめに自分でも定期的にアイコンを見直しましょう

 

 

■不要なフォントの削除

年賀状作成ソフトや文書作成ソフトなどをパソコンにインストールすることで新しいフォントがインストールされることがあります。

Windowsは起動時に、インストールされているフォントをメモリ上に読み込むため、フォントが増えると起動に時間がかかるようになります

Cドライブ→WINDOWS→FONTSフォルダを開く

ここで不要なフォントファイルを削除しますが、以下の2種類のファイルを誤って削除しないようにしてください。

@ 赤で<A>と書かれたアイコンで表示されているファイル(システムフォント)

A 緑色の<T>が書いてあるアイコン(Windowsの画面表示で使われているフォント)

この2種類は削除してしまうと不具合が発生するため、削除してしまわないように気をつけましょう。

フォントファイルのアイコン

削除するべきファイルは青色で<T>と書かれたのアイコンです

ただ、稀に青色のアイコンのファイルを削除してもアプリケーションによっては不具合がでる場合があります

その場合は削除するのではなく、保険として<FONTS-2>のような名前でフォルダを作成して、そこに入れておくのもアリです。

 

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