初級シスアド試験 | ||||||
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■IT化の進め方 IT化が思うように進まない中小企業ではシスアドのような情報化推進の為の人材が不足しています しかし、逆に、有能なシスアドがいる企業では大手企業以上にIT化が進んでいる企業もあります 中小企業においてはそのような人材がいるかいないかで全く別の会社になります そして、中小企業こそシスアドが本領発揮できると私は思います 私は以下に中小企業の情報化における三つのステップを書きました 一つ一つステップを上げるにはかなりの勉強が必要だと思います 会社を変えるシスアド目指して頑張りましょう!
ステップ@ IT化に向けての設備、インフラの整備 企業における情報システムが単なる計算業務の代行であった数十年前はシステムエンジニアが主となり、システム開発を進めることができました それらのシステムは大変高価なもので、大手企業や銀行などで使用されることが目的とされていました しかし、インターネットが普及し、小型で安いパソコンが普及した今日、情報システムは単なる事務処理効率化の目的だけではなく、情報の共有化、売上分析、経営戦略など様々な用途に使われるようになりました パソコンはすでにただの計算機ではなくなってきています 企業においてこれらの設備を整える為には、パソコンやプリンタの導入、LAN構築などの正しい知識を持った人材が必要です
ステップA IT化による作業効率 基本的で反復の多い作業を自動化すること 時間当たりのコストや人件費の削減効果を目的に情報システムの構築、保守、バージョンアップ等、大手企業においては社内に情報システム部門を設置して、情報システムの構築を行っている企業も有りますが、中小企業においては情報システム部門を持たない企業が多く、思うようにIT活用できていないのが現状です このような場合、コンピューターメーカーやシステムインテグレーターに開発の委託をし、委託先のシステムエンジニアが中心になってシステムの設計及び開発を行います しかし、多くのシステムエンジニアはコンピュータープログラミングや、システム設計等、コンピューター分野での就業経験しかなく、ユーザーである企業の事業内容や業務や業界での暗黙のルール等までは理解できないまま、要望だけをそのままシステム化しようとしてしまう傾向にあります また、細かな機能面や画面設計等も開発側の都合や思い込みで設計が進むケースがあります ユーザーでありながらシステム開発の知識を持つシスアドは、ユーザーからもシステム開発者からも頼りにされるでしょう
ステップB 情報分析 インフラ、日常業務のIT化が進めば、欲しい情報をデータ化することができます そこからデータの加工、グラフ化などによる分析も思いのままです そして、企業を管理、運営する為の情報や意志決定を支援する情報をトップに提供することができるようになります (ここでのトップとは社長とか専務とか会社のエライ人たち) もっと進めば顧客管理情報システムなど経営戦略に関わるシステムの構築も可能です この段階までくると、今までとは違った勉強が必要になってきます
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