IT活用業務改善
新米シスアド業務改善レポート  自動集計の実例

会議用資料自分で使う資料
  会議用の資料                    自分用の資料            
売り上げ実績

                 客先別売上実績

 上の三つの資料は、私の会社で以前までは電卓を使って伝票を一点一点手計算していたものを、CSVデータを使って、VBAでプログラム化し、完全自動集計化した例です

どんな会社にも売上や在庫を管理しているシステムがあり、みなさんも普段何気なく使っていると思いますが、専門家ではない我々にとってそのシステムは未知の世界かもしれません

しかし、我々ユーザーが入力したデータは必ずシステムの中に蓄積されているということだけは覚えておくべきです

 

例えば、次のようなデータをシステムに入力しているとしましょう

商品コードがAC104、個数が2、単価が500、区分がGとシステムに入力したとします・・・

これらは、システム内に次のような形で蓄積しています

商品コード

個数

単価

区分

AC104

2

500

G

AD255

15

230

H

AE362

1

3000

G

これをデータベースといいます

Microsoft Access でいいますと、テーブルといいます

どんなシステムもこのデータベースが基本となっています

このデータベースから、SQL言語(クエリ)などで必要なデータを取り出しているだけにすぎないのです

システムを作った専門家は我々ユーザーが欲しい資料やデータを思いのほか理解していないはずです

また、逐一変化する我々の要求に答えているヒマもありません

そこで、できるだけ我々が自分で考えて自分でデータを操作して効率よく仕事を進める工夫をしていかなければなりません

そのように、ユーザーが開発者の領域へ一歩踏み込む為には、若干のプログラムに関する知識が必要です

私はシスアドにいちばん適しているVBAを独自に勉強しました

何度も言いますが、ユーザーが入力したデータをCSVデータとして出力することはシステムを作った人なら必ずできます

そして、VBAを覚えれば、専門家に頼らなくとも、CSVデータを使って、思うが侭に分析、活用し、業務改善できるプログラムを自分で開発することができるのです

大規模なシステムはシステムエンジニアが作るに対して、我々シスアドが独自に小回りの利いたプログラム開発をすることはこれからの企業において必ず重要視されるはずだと私は思います。

ぜひ、みなさんもVBAをマスターしてください!

  

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